Gris vert
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無題
- 2011/09/02 (Fri)
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気分が良くなったらスマイル妄想がしたくなったので投下!
2P自分設定しかないのでご注意。
いつか描くつもりの2Pスマイル話の一場面。
今書いちゃだめだと思う。
多分本編終了後に補足的に描くべきシーンだと思う笑
結局黒幕は彼なんだよって話(そうなの…)
(オマエもアイツもめんどくせーなあ。)
目の前の少年は額に手を当て盛大に溜め息をついて見せた。
(僕は納得してるよ。あの子が望むなら消えたって構わない。もともとそのつもりだった。)
(………でも、声が…。)
自分を呼ぶ声が。
(だーかーらー!!)
(アイツが呼んでる。オマエにゃ奇跡的に身体がある。そして今この場所に俺様が居る。何を迷う?)
(でも、)
(でももくそもあるかっつーの。)
(ほらよ。その身体、もう少し使いやすくしてやるよ。外に出たら自分の姿見てみるんだな。)
指をパチンと鳴らしてニヤリ笑うと偉そうな少年は影に呑まれて消えた。
消える瞬間彼が此方に投げて寄越した布は、あの子がよく着ているのによく似たコート。
身体は最初よりもかなり言うことをきくようになった。
(……まあ、いっか。)
会いに行って…まだ聞こえる、今にも泣き出してしまいそうな声の主に大丈夫だよって言いに行こう。
拒絶されるなら今度こそ消えてしまおう。
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