Gris vert

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スマサニday2

まさか、仕事が日付またぐとは……。
過ぎちゃったよサニー誕生日。

以下追記からスマサニでお誕生日小話です。

何度も何度も書き直したけど全然駄目でした。スマイルがスマイルじゃない……。サニーが、サニーじゃない。
舞台が沖縄なのがいけなかったのか違和感しかない。
書き直しすぎて話の流れも不自然な感じに……。

沖縄行きたいな……。

｢………来た。｣

｢驚かないね。｣

(そりゃもう…慣れましたから!)

此処は日本、沖縄。
私はサニー、お兄ちゃんを探しながら世界を旅しています。
目の前にいる青い髪にメイクによる青い肌を包帯で覆っている変わった出で立ちのこの人、スマイルは世界的有名バンドDeuilのベーシストだったりする。
今月の最初にミミちゃんの誕生日パーティーで会って以来、約半月振りくらいの再会になる。
決して、待ち合わせていたわけではない。

｢今回は日本なんだね。｣

｢うん。パーティーで東京にはよく行くけど、改めて日本を回ったこと無かったなあと思って。｣

｢そっか。｣

｢日本はこれから桜の時期かなって思ったんだけど。｣

｢……桜見るには南下しすぎちゃったね。｣

｢ね。東京がまだだからと思って南に行けるところまで来てみたらすっかり緑でびっくりした。｣

途中で気付かなかったの？なんて何気ない会話しながら穏やかに笑っていますがこの人、気の向くまま各地を旅する私の前に何故か度々現れるんです。
本人は愛の力だよ☆なんて言っているけど発信器とか付けられているんじゃないかと正直疑っている。
(私の行く先々にピンポイントで待ち構えているって…)
深く考えるとちょっとしたホラーなので、もうそういうものなのだと思うことにした。

｢そんなサニーに、プレゼントです。｣

お誕生日おめでとう。と小さな包みを差し出した。
そう、今日は私の誕生日なのです。

｢ありがとう…、開けても良い？｣

どうぞどうぞ。とスマイルは早く開けてと言わんばかりに満面の笑顔。
包みの中から出てきたのは桜の花をモチーフにしたネックレス。
(何かもう…偶然なのか狙っているのか、いろいろ怖い。でも…)

｢可愛い…｣

｢貸して、付けてあげる。｣

そう言ってネックレスを私の手から取り正面から首の後ろに手を回し金具を付けようとする。
(ち、近い……)

｢はい。でーきた！｣

｢あ、ありがとう…｣

｢ふふ、寂しくなったらそれを付けてぼくを思い出してね！｣

ぐっと親指を立て両目が見えていたらウィンクでもしてそうなノリで言う。

｢寂しくなったら、会いに行くよ。｣

｢……。｣

｢……。｣

スマイルは、ばっと両手で顔を覆いしゃがみこんだ。
あんまり不審な動きすると目立つから！見付かっちゃうから!!

｢な、何？｣

｢照れる!!｣

｢……そう。｣

取り敢えず立とうか。
スマイルの手を引いて立ち上がらせそのまま歩き出す。

｢スマイル、今日仕事は？｣

｢…じつは夕方から都内でミミニャミとラジオです……。｣

｢ま、間に合うの？｣

｢大丈夫。神サマにお迎え頼んだから☆｣

｢ええ!?またそんな……。MZDも忙しいんじゃないの？｣

｢急な依頼だったからね……お迎えを条件にオーケーしましたー。｣

フフフと黒い笑みを浮かべているところを見ると恐らく今日1日予定を空けていたところにラジオの依頼が来たようだ…。
そんなスマイルにあのMZDがお迎えを承諾してまで依頼をしたのはそこまで切羽詰まった事情があったのかもしれない…。

(MZD、御愁傷様です……。)

さて、時間まで沖縄満喫しましょうか！と今度はスマイルが私の手を引いて歩き出す。

｢サニー何処か行く途中だった？｣
｢ううん。何も考えてなかった。｣
｢沖縄と言ったらアレだよね水族館!!｣

｢水族館？……うーんここからだとまず歩いては行けないね…。｣

｢遠いの？｣

｢車なら3時間くらいだったかな？｣

｢遠！！｣

えぇー…としょげているスマイルに沖縄に着いてから聞いた水族館の位置を思い出し苦笑する。
この限られた時間では行くのは難しそう。

｢スマイル、海を見に行こうよ。綺麗だったよ。｣

｢海に入れるかな。｣

｢…入れそうだけど君はこの後仕事でしょう。｣

メイクと包帯というこの出で立ちで海になんか入ったらそのあとは仕事どころじゃないように思う。

｢ちぇー｣

このあと結局海を前に我慢出来なくなったスマイルは海に入ってずぶ濡れになり迎えに来たMZDに怒られるのでした。

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スマサニで沖縄とか笑
因みに深幸は沖縄行ったことないです行ってみたい。

スマイルに飛行機使わせたらサニーが気にして終われなさそうだったので神様にお迎え頼んでしまいましたごめんなさい神様。
……王国にどこでもドアとかありそうですよね。

居場所をどうやてつきとめているのかはサニーには秘密。
犯罪にならない程度にひたすら地道に頑張ります(メルヘンな展開はない笑)
きっと、会えてないときも………あるんじゃないかな！笑

桜の花のネックレスなんてスマイルらしくない!!と思ったんですが……。
色々考えた結果ネックレスになってしまいました。
スマイルも、悩んだんだよ……でも良いものが見付からなくてさ。季節のせいか桜のモチーフばっかりだし。
そしたらサニーが桜を見たくてとか言い出して内心ほっとしてたりするんだよ(こじつけた)

スマイルならプレゼントする物の妥協はしないだろうなあ…。

時間ができたら書き直そう……。